既存住宅-調査ガイド

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既存住宅状況調査について

既存住宅状況調査とは?

既存住宅の基礎や外壁などのひび割れ、雨漏り等の劣化・不具合等の状況を把握するための調査です。既存住宅状況調査は、国の登録を受けた機関が開催する既存住宅状況調査技術者講習を修了した建築士(既存住宅状況調査技術者)が実施します。

※以下、調査技術者と表記

どんな方法で調査をするのですか?

国土交通省の定める基準に従い、構造耐力上主要な部分と雨水の浸入を防止する部分について目視や計測、非破壊検査を行います。

どんな部分を調査するのですか?

以下の構造耐力上主要な部分と雨水の浸入を防止する部分について調査します。

(1) 構造耐力上主要な部分
基礎、基礎ぐい、壁、柱、小屋組、土台、斜材(筋かい、方づえ、火打材その他これらに類するもの)、床版、屋根版または横架材(はり、けたその他これらに類するもの)
(2) 雨水の浸入を防止する部分
屋根もしくは外壁又はこれらの開口部に設ける戸、わくその他の建具
雨水を排除するため住宅に設ける排水管のうち、当該住宅の屋根もしくは外壁の内部又は屋内にある部分 

※調査できない箇所がある場合は省略することができます。

※調査できない箇所がある場合は省略することができます。

実際の調査を動画でご紹介!
調査にかかる時間や費用は?

調査時間は、住宅の規模によりますが、木造の一戸建て住宅の場合は、3時間程度が見込まれます。また、調査費用は、調査を行う調査技術者により異なります。詳しい調査時間や費用は、依頼する調査技術者にご確認ください。

調査の流れは?

調査依頼は、売主でも買主でもできますが、費用は依頼者の負担となります。宅建業者を介す場合は、調査技術者のあっせんを希望することをお伝えください。宅建業者を介さず、売主・買主が直接売買する場合は、依頼者自身で調査技術者を探す必要があります。

■個人で調査を依頼する場合の流れ

調査技術者はどうやって探したらいいですか?

既存住宅状況調査を実施できる登録調査技術者は、下記のページから探すことができます。


また、以下のページからも探すことができます。


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